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公園の遊具が高齢者用に
子ども向けの遊具に代わり、高齢者の運動用に平均台や鉄棒などを設置する公園が増えています。ボランティアなどを講師に迎えた高齢者の運動教室も好評です。

高さ20センチの平均台を利用する高齢者(イラスト)大阪府の中央部、大阪、東大阪、八尾の3市にまたがる府営久宝寺緑地には、高さ20センチの平均台や地面に足をつけたままつかまることができる鉄棒などが設置されました。この「健康広場」では、毎月第2土曜日、50〜80代の男女20〜30人が集まって、財団法人大阪府公園協会の「うんどう教室」が開かれます。同年配の指導員に従って、両手を広げながら「コ」の字形の平均台の上を歩いたり、鉄棒にぶら下がって体をひねったり。ゆっくりとした動きですが、約1時間の運動を終えると、筋肉を使った実感が残ります。

鉄棒にぶら下がる高齢者(イラスト)「うんどう教室」は、財団法人体力つくり指導協会(東京都江東区)が93年から始めました。筑波大の大学院教授が監修した専用の健康遊具と運動プログラムを使い、講習を受けたボランティアの講師が指導に当たります。高齢者の介護予防意識の高まりとともに、導入する自治体が増え、現在22自治体51カ所の公園に広がっています。

運動は4種類あり、転倒やふらつきを防止する運動や、肩こりを軽減する運動など、高齢者が取り組みやすく、運動機能の維持につながるものが中心です。同協会では、「面倒がらずに習慣付けてもらえるよう、負荷が小さい運動ばかり」と説明しています。

元気!な高齢者(イラスト)

目標は介護予防のための体力維持です。「5年後も今のまま」を合言葉に、運動を習慣付けようという動きが広がっています。

毎日新聞生活報道部

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