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本格志向の地ビールが人気
「第3のビール」が出荷量を伸ばし、イオンなどのプライベートブランドも参入してビール類の低価格路線が強まる中、割高な地ビールの売り上げが好調です。

「地ビールで乾杯!!」ビールを飲む様子(イラスト)94年の酒税法改正による規制緩和で、小規模のビール醸造所が全国各地に現れました。現在は255の醸造所があります。日本地ビール協会によると、出荷量は03年の1万4762キロリットルを底に上昇を続け、08年は2万8819キロリットルと2倍近く伸びました。

ビールには多くの種類、味があります。日本ではピルスナータイプが主流ですが、トラディショナル・ボック(独)、ポーター(英)、ランビック(ベルギー)など80種類以上にのぼります。飲み比べると個性があり、飲み慣れたピルスナーとは違った奥行きを感じます。深みのある多様な味わいを楽しめるのが地ビールの特徴です。

本格志向の中でも、小麦麦芽を使ったバイツェンを醸造するのが松江地ビール・ビアへるん(松江市)です。バナナに似た香りと少し濁った地ビールらしさが受け、大手の約2倍の価格ながらファンを広げています。

「地ビールで乾杯!!」ビールを飲む様子(イラスト)日本では珍しいラオホという薫製香のビールを造るのは、富士桜高原麦酒(山梨県富士河口湖町)です。醸造士は「ドイツでは、つまみいらずと呼ばれるビール」とPRしています。バーレイワインで知られるのは那須高原ビール(栃木県那須町)です。大麦(バーレイ)で作ったワインと呼ばれるほど、アルコール度が強いのが特徴です。ビールは鮮度が命といわれますが、このビールは古くなるほどおいしくなり、10年熟成が好評です。

ベアレン醸造所(盛岡市)は「日常的に楽しめるプレミアムビール」を目指し、味や製法など伝統的なドイツスタイルを忠実に再現して顧客を増やしています。

毎日新聞生活報道部

 

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