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卵の「公正マーク」がスタートしました
「天然」「自然」「平飼い」。食卓に欠かせない卵のパッケージに書かれている表示ですが、いざスーパーで選ぼうとすると紛らわしいですね。7月からそんなあいまいな卵の表示に歯止めがかかり、一定の基準を満たした卵は「公正マーク」を付けて流通することになりました。

卵の賞味期限 EU28日 日本21日日本養鶏協会によると、ブランド卵は全国に約1200銘柄もあり、「天然卵」「高原の卵」など紛らわしい表示が多くありました。このため、鶏卵生産者や流通業者でつくる「鶏卵公正取引協議会」(約200業者加盟)は消費者に分かりやすい表示を検討してきました。

その結果、(1)ネーミング(2)賞味期限の日付(3)栄養強化(4)飼育法(5)安全・衛生管理——などの自主基準を定めたうえで、7月1日から基準を満たした卵に有効期間2年の公正マークを認めることにしました。

基準では「天然」「自然」の表示は禁止されますが、ビタミンEなどを添加した栄養強化卵は、添加増加分を満たせば栄養強化卵と表示できます。

商品名・飼育法・日付・栄養、卵の公正マークイメージ

一方、賞味期限については「産卵日から21日以内」と統一されました。これまではいったん冷蔵倉庫で数日間保管し、倉庫から出荷した日を起点に賞味期限を設定するケースもあり、日付だけではどれが新鮮か分かりませんでした。「産卵日から28日以内」とするEU(欧州連合)基準より厳しく「マークを目安により新鮮な卵が選べるようになる」(大手鶏卵業者)としています。

マーク交付を申請した業者は加盟約200社のうち、まだ十数社です。マークなしの卵は基準に縛られませんが、著しく誤解を招く表示は指導の対象となります。消費者団体からは「マークがもっと増える必要がある。未加盟の業者も基準に準じた表示をしてほしい」との声が出ています。

毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2010年7月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。