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回転ハンガーの転倒に注意
テレビショッピングやインターネット上で「少ないスペースにたくさんの服を収納できる」と宣伝されている回転ハンガー。衣類をかけたまま動かしてキャスターが変形したり、転倒してけがをする人も出ていることから、国民生活センターは注意を呼びかけています。

回転ガンガーにたくさん服をかけている様子(イラスト)回転ハンガーは高さ2メートル前後で組み立て式の製品が一般的です。円形のパイプに服をかけ、その場で回転させて服を取り出したり、底部についたキャスターで置き場所を変えることができます。

全国の消費生活センターには05年4月から10年10月までに「回転ハンガーが転倒して足や腰を打った」「服をかけたら支柱が曲がった」などの相談が77件寄せられています。

こうしたことから、国民生活センターは昨年7〜11月、インターネット上で販売されている2万円以下の回転ハンガー15製品と、製品安全協会が品質を認定したSGマーク付き1製品の計16製品について、安全性や強度をテストしました。

バキッ!! 回転ハンガーが転倒する様子(イラスト)回転ハンガーは製品ごとにかけられる衣類の重さが定められていますが、限度内の衣類をかけた状態で移動させようとすると、畳の上ではキャスターが沈み込んで動かなかったり、転倒するものが13製品に上りました。このうち1製品は衣類をかけただけでキャスターが変形してしまいました。

同じテストをフローリングの上で実施しても、3製品はキャスターが回転しませんでした。SGマーク付きの製品はいずれの問題もありませんでした。

また、少ない量の衣類でも、1カ所に片寄ってかけると転倒しやすくなる製品がありました。使用しているうちにボルトやナットが緩んで支柱が傾くことも分かりました。

同センターは、製造元や販売元に対し、安全性や強度の改善と、安全な使用方法について分かりやすく表示するよう要望しました。消費者には、衣類のかけ過ぎやかけたままの移動はしないようアドバイスしています。

毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2011年2月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。