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バターチキンカレーが人気です
夏はカレーの本格シーズンです。今年はインドカレーの定番「バターチキンカレー」がブームになっています。コンビニエンスストアや食品メーカーが相次ぎ関連商品を発売、家庭でも作れる簡単レシピも紹介されています。フライパンで簡単に作れる手軽さから、節電が欠かせないシーズンの「時短メニュー」としても注目されています。

バターチキンカレー(イラスト)「バターチキンがブレークしそうだと聞き、開発に踏み切った」とコンビニ大手の担当者は力を込めています。この会社が3月につくったオリジナル弁当の目玉の一つが「インド風バターチキンカレー」でした。期間限定で販売したところ、スパイスの風味やマイルドな味わいが20代女性を中心に受け、8月下旬に本格販売に踏み切る方針です。

バターチキンカレーは元々、インドで親しまれてきた料理です。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を焼く「タンドリーチキン」を作る際、余ったソースにトマトやバターなどを加えて作ったのが始まりとされています。バターや生クリームを使うためコクがあり、辛みを抑えています。辛さやスパイスのイメージが強いインドカレーですが、バターチキンは例外的に口当たりがやさしいのが特徴です。

意外に辛くない!!バターチキンカレーを食べている様子(イラスト)カレー情報を分析するカレー総合研究所(東京都新宿区)によると「昨年半ばから後半にかけて、国内のバターチキン人気が沸点に達した」とのことです。都内のインド料理店や各地の食品イベントで人気が急騰し、客の注文の4〜5割がバターチキンという店もあるそうです。

そんな人気を追い風に、関連商品が続々投入されています。ハウス食品は2月、レトルトの「デリー・プレミアムレシピ バターチキンカレー」と、調理ソース「ナンともおいしいバターチキンカレーの素」を同時発売しました。デリーシリーズの2〜5月の売り上げは前年同期の8倍に上り、売り上げの半分をバターチキンが占めました。

「無印良品」を展開する良品計画はブームを先取りする形で09年5月、レトルトの「バターチキンカレー」を発売しましたが、「カレーシリーズの中で首位をキープしている」といいます。リピーターも多く、年間61万個以上を売り上げています。エスビー食品は、都内の有名インド料理店と協力して作った「チキンバターマサラ」を昨年2月に発売したところ、ずっと売れているとのことです。

ニヤリッ 微笑むシェフ(イラスト)ハウスは市販のカレールーから簡単にバターチキンが作れるレシピをネット上で公開しました。4人分の調理時間は約35分です。ヨーグルトなどに漬けた鶏肉をタマネギと一緒にフライパンで炒め、水やカレールーを入れて軽く煮込めば出来上がりです。普通のカレーのように、タマネギをあめ色になるまで炒めたり、長時間煮込む必要はなく、短い時間で作れる時短メニューです。


ルーから作るバターチキンカレー(ハウス食品提供)

《材料》(4人分)
 ▽カレールー(※辛さを抑えたもの)2かけ(31.7グラム)
 ▽鶏胸肉             200グラム
 ▽タマネギ            中1/2個(100グラム)
 ▽トマトジュース         1缶(190CC)
 ▽生クリーム(高脂肪)      100CC
 ▽水               200CC
 ▽バター             20グラム
 ▽しょうゆ            小さじ1
 ▽A(加糖ヨーグルト80グラム、トマトケチャップ大さじ2)
 《作り方》
 <1>鶏肉は一口大のそぎ切りにし、Aに漬けます。タマネギは千切りにします。
 <2>フライパンにバターを熱し、(1)のタマネギを加えて中火で薄い茶色になるまで炒めます。
 <3>(1)の鶏肉を漬け汁ごと加えて、中火で約2分混ぜながら煮込みます。鶏肉が白っぽくなってきたらトマトジュースと水を加えて約5分煮込みます。
 <4>いったん火を止め、ルーを割り入れて溶かし、再び弱火で約3分煮込みます。
 <5>生クリームとしょうゆを加えてひと煮立ちさせます。

毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2011年7月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。