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これは便利 家計簿アプリが続々

「今年こそ家計簿をつけよう!」と意気込んでいたのに、挫折してしまった人はいませんか。そんなあなたにお勧めするのが、スマートフォンを使って家計を管理する「家計簿アプリ」。さまざまな種類がありますが、レシートをスマホのカメラで写すだけで入力できるアプリが人気だといいます。

●スマホで管理

「10年前に紙の家計簿を付けた時は、3日で挫折。でも家計簿アプリなら、モノを買ったらその場でつけてしまえる」。ITライターの女性(32)は、家計簿アプリの魅力をこう話します。

う〜ん挫折・・・家計簿を付けている様子(イラスト)スマホ用の家計簿アプリは数百あるとされます。なかでも最近人気を呼んでいるのが、レシートをスマホのカメラで写せばデータを自動的に読み取る機能付きのアプリです。

ダウンロード数のランキングでトップクラスの常連が、ブレインパッド社の「ReceReco(レシレコ)」(無料)。1月にアプリを公開したところ、利用者は現在、75万人を超えたといいます。利用者は20、30代が中心で、6対4で女性が多いということです。

スマホのカメラを起動させ、レシートを接写しますと、レシートに記された店名や購入日時、品目、価格が自動的にアプリに読み込まれます。あとは各品目を「食費」などの費目に振り分ける作業が必要ですが、慣れれば数秒で完了します。

データは食費、被服、水道光熱費など費目ごとに集計され、自動的にグラフ化されます。何にいくら使ったか、一目で分かります。

同社の担当者は「使い方が直感的に分かるように作った」と説明します。よく使うカメラボタンは目立つようにオレンジ色にするなど、機械が苦手な人でも使いやすいよう工夫したといいます。現在はアップル社の「iPhone」のみに対応しているが、今秋までにはアンドロイド版のアプリも公開する予定だと言います。

●付け忘れ防止も

4月に公開された、無料でレシート読み取り機能を搭載した人気家計簿アプリ「Zaim」は、レシートの撮影だけでなく、音声による入力も可能。24時間入力しないとスマホに通知されるなど、付け忘れを防止する機能もあります。

こりゃ簡単!!スマホでレシートを撮影する様子(イラスト)エンジニアとして会社に勤めていた女性(34)が、趣味でアプリを作って公開したところヒット。ダウンロード数がどんどん増えるため、閑歳さんは昨年9月に自ら会社「Zaim」を設立しました。アプリに寄せられる1日50件の問い合わせに答えるべく常に改良を重ねているといいます。「使えば使うほど機能を楽しんでもらえる」と手応えを感じているそうです。

レシレコもZaimも、レシートの読み取り精度は96%で同じ。またどちらも、オンライン上の家計簿サービスとつなぐことができます。日々の入力はデータを取り込みやすいスマホで行い、月に1回、パソコンで詳しく家計分析する、という使い方が可能です。

●個人情報に注意

この二つのほかにも、使いやすいアプリはあるのでしょうか。専門家にお勧めを聞きました。「お父さんこづかい帳」(ソフトバンクモバイル)、「おカネレコ」(スマートアイデア)などは、入力しやすい点でお勧めといいます。レシート入力機能は、お父さんこづかい帳には付いておらず、おカネレコは有料です。

「家計簿は、できるだけ簡単に付けたい人から、手間ひまかけて楽しくつけたい人までいろいろ。自分に合ったアプリが見つかれば、楽しく家計管理できますよ」。アプリには個人が製作したものや海外製も多いので「問い合わせ先をよく確認し、セキュリティー面でも納得できるアプリを選んでください」とアドバイスしてくれました。

毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2013年6月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。