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ブームが続く パンケーキ

どこか懐かしく、おしゃれなパンケーキ。東京・原宿かいわいでは、休日にはパンケーキを目当てにした長い行列ができ、ここ数年のブームは衰えを見せません。なぜパンケーキが受けているのでしょうか。

パンケーキのイメージ(イラスト)●懐かしさと安心感

日曜午後の東京・原宿。9月に入ったというのにうだるような暑さの中、若い女性のグループや家族連れが、長い行列を作っていました。お目当ては、パンケーキブームをけん引する飲食店の一つ「エッグスンシングス」です。

入店までの待ち時間は1時間以上。約30分並んでいるという都内の会社員(20)と学生(18)の女性2人は「ホイップクリームがたっぷり乗ったパンケーキが楽しみ」と待つのも苦にならない様子でした。

エッグスンシングスは、ハワイの有名レストランが2010年に出店しました。その後、周辺にパンケーキの専門店が次々オープン。ブームは大阪など関西方面にも広がりました。

海外発の専門店の進出は今も続く。8月末に東京・中目黒にオープンした「モケスブレッド&ブレックファースト」もハワイ発のレストラン。ハワイのさわやかな空や海をイメージし、水色を基調とした店です。店舗マネジャーは「家庭的な雰囲気の中で、リラックスして楽しめる店として定着させていきたい」と意気込んでいます。

並んだかいがあったなァ 甘いっ パンケーキを食べる様子(イラスト)看板メニューは地元・ハワイで愛されている「リリコイパンケーキ」(850円)。リリコイとはハワイの言葉でパッションフルーツのことです。リリコイのピューレにバターやクリームチーズを加えコクを出した甘酸っぱいソースが、パンケーキにたっぷりかかっています。

それにしても、なぜパンケーキなのか。ある飲食プロデューサーは「スイーツにも目新しさより、なじみや安心感を求める人が増えているのでは」と指摘します。「パンケーキはドーナツなどと違い、スイーツと食事の間に位置していて、ランチやディナーとしても食べられている。時間帯やお菓子との境界など、現代の『食の曖昧化』にうまく合っているようだ」と語っています。

●手作りも楽しんで

行列が苦手なら、手作りを楽しみましょう。食品メーカーに作り方を教えてもらいました。ポイントは生地を焼く前に一度フライパンを冷ますことです。熱が均一に伝わり、きれいな焼き色になるといいます。【毎日新聞生活報道部】

◇パンケーキの作り方

《材料》(3〜4枚分)

▽薄力粉       1カップ弱(100グラム)
▽ベーキングパウダー 小さじ1
▽卵         1個
▽砂糖        大さじ2
▽牛乳        1/2カップ
▽溶かしバター    大さじ1

《作り方》

  1. 卵に砂糖を加えて混ぜ、牛乳を加え混ぜ、さらに溶かしバターを入れて混ぜる。
  2. 一緒にふるった小麦粉とベーキングパウダーを加え、ダマがなくなるまで混ぜ合わせる。
  3. フライパンを中火で熱し、油を薄く引く。一度火から離し、ぬれぶきんの上で冷ましてから、お玉1杯分を流し入れる。
  4. 表面の泡がポツポツとはじけたら、フライ返しで生地を持ち上げ、きれいな焼き色がついていたらひっくり返す。裏も焼き色がつくまで焼く。

毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2013年10月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。