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認知症 消費相談1万件超

認知症などで判断力が低下した高齢者の消費者トラブル相談が昨年度に1万1499件寄せられ、初めて1万件を超えたと国民生活センターが発表しました。家族やホームヘルパーなど本人以外からの相談が約8割を占めており、「周囲の見守りと気付きがポイント」と呼びかけています。

リフォーム工事、羽布団、健康食品・・・高齢者を狙う悪徳業者のイメージ(イラスト)

相談には、認知症の70代の母の家から高額の健康食品や契約書が見つかりました。電話勧誘で購入していますが、電話を切ると話したことを覚えていない状況です▽認知症の70代の母の家で大量の羽毛布団を発見しました。訪問販売で10件以上契約し、総額で約340万円になっていました――などの事例があった。認知症の本人からの相談は17%にとどまっており、トラブルに気付かず、埋もれているケースもあるとみられます。

なにこれっ!?認知症の母が契約した高額商品の請求書を発見した様子(イラスト)

同センターは周囲の気付きが重要だとして、不審な契約書や書面▽大量の商品・工事の形跡などの変化▽不審な電話のやりとりや困っている様子――などがないかを確認し、トラブルがあると分かれば消費生活センターへ相談するよう呼びかけています。

毎日新聞生活報道部

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