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花粉対策グッズ おしゃれに

花粉症の季節がやって来ました。日本気象協会の予測では、今年の飛散量は昨年に比べ2〜3倍になる地域もあります。屋外と室内で気をつけるポイントと、憂鬱な気分を少しでも明るくする、おしゃれな対策グッズを紹介します。

日本気象協会によると、今年、東海、四国、九州で2月5日ごろに飛び始め、ピークは3月と予測。飛散量はほとんどの地域で例年並みか少ないが、前年比では東北、関東・甲信、北陸で2〜3倍となりそうです。

日本医科大耳鼻咽喉(いんこう)科の教授は「山から風とともに降りてくる花粉が、海からの風とぶつかって落ちる。このため平野部や河川敷は飛散量が多いんです」と話します。

花粉が飛びやすいのは雨が降った翌日、気温が高い晴れの日で、南風から北風に変化した時。時間帯では午前10時〜午後3時がピークで、その後いったん減りますが、車などの動きが多くなる午後6〜8時、地面に落ちた花粉が再び舞うといいます。「実は朝の通勤時より帰宅時の方が花粉を浴びる確率が高い。ランチで外出する時も要注意です」

ねえ、なんか怪しいわね 本当は花粉対策なんですけど・・・(イメージイラスト)

自分でできる対策を聞きました。「屋外ではマスクや眼鏡、帽子でとにかくガードする。室内には花粉を持ち込まないことが鉄則」だと言います。

家に入る前は衣類に付いた花粉を払い、コートや帽子などをまとめてかけられるハンガーを玄関近くに置くことで、中までの侵入を防ぎます。帰宅後はすぐシャワーを浴び、髪や皮膚に付いた花粉を洗い流しましょう。

そのほか、洗濯や布団干しは飛散が少ない早朝に行い、はたいてから取り込みます▽ペットは外でブラッシングしてから室内に入れましょう――などもポイント。空気清浄機より加湿器の方が花粉を落とすのに効果的だといいます。

●小物で脱「不審者」

マスクに眼鏡、帽子の「完全防護」姿は不審者にも見えかねませんが、おしゃれなグッズを使えば見た目も気分も明るくなります。

まずは衣類。ウールやファーなどの起毛素材は花粉が付きやすいので、ポリエステルなどつるつるした素材を選びましょう。「花粉プロテクトコート」を8年前から販売している三陽商会(東京都新宿区)は今年、紳士と婦人で計30種類を展開。花粉が付きにくい生地に加え、付いた花粉の働きを抑制する小松精練(石川県能美市)の生地コーティング技術を採用しています。三陽商会のブランド「マッキントッシュフィロソフィー」のリバーシブルコート(4万2120円)は、ベーシックな色と明るい色が楽しめます。薄手で軽く、はっ水性がありレインコートとしても着られるといいます。紳士服では、ダウン入りの裏地を取り外しできる「イルファーロ」のコート(4万6440円)などがあります。

おしゃれに花粉対策(イメージイラスト)花粉対策眼鏡は、レンズ上部に付いたカバーが花粉の侵入を防ぐのが特徴ですが、いかつい印象になってしまうのが難点です。眼鏡チェーン「JINS(ジンズ)」は、カバーと柄の部分を透明にして自然に見せる新商品(度の有無で価格が違い6372〜1万1772円)を販売。顔の形に合わせてカバーが動くよう設計されており、よりフィットすることで花粉カット率も向上させました。マスクと併用しても曇りにくいレンズを使用しています。

昨年の1.5倍の花粉対策商品を扱っている渋谷ロフト(東京都渋谷区)では、おしゃれなマスクが増えたといいます。色付きや柄付き、香り付きのものや、水と油をはじき化粧が落ちにくいものが人気です。外したマスクを収納できるクリアファイル状の抗菌マスクケース(マスク5枚とセットで734円)も、おしゃれなデザインが登場しました。

●種類豊富なマスク

今年日本で発売開始したオーストラリアのブランド「テックマスク」はデザインが22種類あり、男性が使える模様や色遣いのものもあります。今後50種類以上に増やしていく予定で、ウェブサイト(http://www.tecmask.com/shop)で購入できます(5枚入り1080円)。季節や洋服に合わせたマスクを提案しています。

マスクが擦れて肌荒れしやすい人などは、スプレーで防護を。資生堂は、化粧の上から吹きかけて肌や髪に花粉を付きにくくするミスト(972円)を新発売。プラスとマイナスの電荷を持った膜を表面に作り、花粉の付着を抑えるといいます。鼻に塗るジェルタイプや粒子の大きいスプレーは化粧が崩れやすいので、エアゾール式のミストにしました。

機能もデザインもさまざまな対策グッズを活用して、つらい季節を乗り切りましょう。

毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2015年3月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。