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じめじめした季節のお掃除は?


盛夏を前にじめじめした日が続きます。カビが増えやすくなる前に、掃除を頑張っておくとよいそうです。カビ掃除はどのようにすれば良いのでしょう?

お風呂掃除は「上」から「下」へ!(イラスト)●湿気好んで増殖

カビはホコリや皮脂などの汚れを栄養にして増えます。湿度75%以上、気温25〜28度がカビの増える好条件です。

カビは真菌類の一種で、目に見えない小さな胞子の状態で空気中を漂っています。好む環境にすみつくとそこで増え、黒く見える汚れになった時には既にかなり成長している状態なのです。

カビ取り剤は漂白剤などに利用される次亜塩素酸ナトリウムが、カビを殺菌して色素を漂白します。酸性洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に混ぜないようにご注意を。他の洗剤とともに必ず表示を確認しましょう。刺激が強く臭いもきついので、使う時は換気し、ゴム手袋、ゴーグル、マスクを着けます。服に付くと変色する場合があるので汚れてもいい服装で行いましょう。液が腕に付かないように、ゴム手袋は袖口を折り返しておきましょう。

●浴室は上から下へ

最もカビが生えやすいのが浴室です。天井にカビ汚れが付いていると、浴室内にカビの胞子が飛び散るので念入りに、掃除は上から下の順でしましょう。カビの外側にはさらに汚れが付着しているので、先に浴室用洗剤で汚れを落とし、乾かしてからカビ取り剤を使うと効果的です。天井の清掃は柄のついたスポンジを使うと便利です。先端にまいたタオルにカビ取り剤を付けてこすり、5分ほどしてからシャワーで洗い流し、から拭きします。

壁や床もやり方は同じです。頑固な汚れにはカビ取り剤を直接吹きつけ、キッチンペーパーかラップをかぶせて5〜10分置いてからこすり、水で流すと落ちやすくなります。

カビを繁殖させない予防策としては、普段から使用後はシャワーで壁や床のせっけんの泡や汚れを流し、換気扇をつける習慣にします。T字形ワイパーで水を切ると、早く乾燥します。

窓や洗面台のゴムパッキン部分は、時間がたつと色素が落ちなくなり、黒ずんでしまいます。カビ取り剤がアルミに触れると変色するので、液状ではなくジェル状のものを使うか、液状のものにかたくり粉をまぜて使うのがお勧めです。パッキン部分に塗り5〜10分置いて水拭きします。

スノコでカビ対策!(イラスト)●押し入れには新聞紙を

エアコンは使い始める前に、フィルターと本体のパネルを掃除します。窓を開けた状態で1時間ほど慣らし運転をしましょう。吹き出す風がカビ臭い場合は内部で繁殖している可能性があるのでプロに頼んだ方が無難です。シーズン中はまめにフィルターの掃除をして、使用後に30分ほど送風運転をすると水分がたまりません。

押し入れは物を詰め込まないこと。一晩寝た布団はたっぷり水分を含んでいるので、朝はしばらく広げておいてからしまう。押し入れの下にスノコや新聞紙をひくと効果的です。洗濯機は使用後、蓋を開けておきましょう。定期的に洗濯槽クリーナーを使って掃除をするとよいでしょう。機種によって方法は違うので取扱説明書を参考にしましょう。

カビ対策の基本は、日ごろからまめに掃除して汚れをためない、水分を拭き取り湿気を減らす、定期的に換気すること――が大切なのです。


毎日新聞生活報道部

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※掲載されている情報は2016年7月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。