社会とともに歩む~共栄火災の社会貢献活動~
世界の子どもたちを支援する活動
世界には、安全に管理された飲み水を使用できない人々が約22億人いるとされており、不衛生な水を口にすることで下痢や感染症を引き起こし、幼い子どもたちのかけがえのない命が奪われている現実があります。
当社はこのような現状を受けて、一人でも多くの子どもたちに安全で、きれいな水を届けたいとの思いから、社会貢献活動の一環として、「Kyoei Safe Water For Children プロジェクト」を2015年10月より開始しました。
子どもたちに安全できれいな水を届ける活動
当社では、自動車保険(注)のご契約1件につき、約36~45リットルの不衛生な水を安全できれいな水にできる浄水剤を途上国の子どもたちに届ける活動を続けています。
- (注)所有・使用されているお車のご契約台数が9台以下のお客様のご契約を対象としています。
ともに生きるための活動
それは1992年の創業50周年における女性社員の制服改定からはじまりました。私たちのユニフォーム7,000着を西アフリカの難民キャンプに贈ったのです。数か月後、輸送援助を依頼したNGOのグループから、現地の様子を伝える写真や記録が送られてきました。それは、多くの社員の心を動かし、今まであまりそのようなことに関心を示さなかった社員も、自分たちにできることを探し始めました。
私たちの活動の特徴は、社員の自発的な思いからスタートし、そして現在まで引き継がれていることです。共栄火災は「一過性に終わらない社会貢献」を基本に、積極的に社会貢献活動に取り組んでいます。
女性社員有志のボランティア推進チームから生まれた活動
遠いマリから届いた現地の写真や記録が社内報で紹介され、私たちの活動は少しずつ拡がり始めました。女性社員たちがボランティアのグループ(ボランティア推進チーム)を結成し、そこから生まれたのが「“義理チョコ・あげたつもり・もらったつもり”バレンタイン・チャリティ募金」と「クリスマス・チャリティ」、そして「収集ボランティア」です。
地球の環境を考える活動
今、私たちが生きている地球の現状や社会の実像を見つめ直すこともとても重要なことだと考えています。危機的な状況にある地球環境の問題、年々失われていく自然環境に私たちはどのように向き合うべきかを真剣に考え始めました。 社員一人ひとりが無理のない方法で環境保護参加への意識を高めていくとともに、将来的な緑化事業にいかに貢献していくかを考えています。
豊かな緑を後世に残す活動
緑を守る活動は根気のいる作業です。私たちが植樹した樹木は成長するまで長い年月を要します。しかし、それらの取組みがやがて実を結ぶ時のことを考えながら樹木を育てることはとても有意義なことだと考えています。そして、将来的な緑化事業にいかに貢献していくか考える試みが「共栄火災エコーの森」の活動です。
文化を高める活動
物にも、食べることにも不自由しない日本。でも本当に豊かな生活を私たちは実現できているのか・・・。様々な文化活動に対する取組みも、私たちは本当の意味での豊かさを感じとるための大切な活動だと捉えています。コンサートや美術館への協賛、各種スポーツイベントの開催などを通して、潤いのある豊かな社会と生活の意義を問い続けていきたいと考えています。
伝統文化が体験できる「徳川美術館」への支援
「徳川美術館」は、当社の初代会長である侯爵徳川義親氏の寄附により1931年に創立された公益財団法人徳川黎明会が運営する私立美術館として1935年に開館しました。
総石高61万9,500石を領し御三家筆頭であった尾張徳川家の歴代相伝の重宝、いわゆる「大名道具」を中心に、徳川宗家(将軍家)や紀州徳川家、一橋徳川家、蜂須賀家などの大大名の重宝や、岡谷家・高松家をはじめさまざまな篤志家の寄贈品も収められています。当社は2015年より徳川美術館の賛助会員となり、美術館運営に参加しています。
より多くの楽しみを分かち合うために
ひとりでも多くの人々と楽しみを分かち合うために、私たちはマラソンなどの各種スポーツイベントに協賛しています。スポーツの普及と地域の人々との親睦を通じて、普段イベントを楽しむ機会の少ない方々にも楽しんでいただけるような企画を実践しています。地域振興とコミュニケーションのために、これからも数々のイベントを企画・開催していきます。