東京都内の信用金庫と共栄火災相互の親睦と繁栄を図る目的で1958年(昭和33年)に「信栄倶楽部」が設立され、双方の事業推進の場として活動を続けてきました。この活動を全国的な輪に広げたいとの要望があり、1974年(昭和49年)5月21日、全国の信用金庫代表223名が出席し「全国信栄懇話会」設立総会が開催されました。
設立総会は、発起人代表松井修一郎氏(大同信用金庫理事長)による設立趣意の説明後、小原鐵五郎氏(全国信用金庫協会会長・城南信用金庫理事長)が挨拶、続いて会則の審議、役員の選任が行われ、初代会長には柏木栄江氏(全国信用不動産社長・東京都商工信用金庫理事長・共栄火災監査役)が選任されました。(※)
その後、全国と各地区との連携による懇話会の事業の推進のために、全国13地区に地区信栄懇話会が設立され、各地区信栄懇話会の会長と共栄火災社長が全信懇の副会長となっています。
また、提携会員として、1986年(昭和61年)5月に富国生命、1997年(平成9年)5月に共栄火災しんらい生命(現フコクしんらい生命)が加入しています。
(※)法人名・役職名は設立総会当時のものです。
「PRコンクールの昨日・今日・明日」
「信用金庫PRコンクール」は全信懇創立以前の昭和43年から、3年に1度開催された行事でした。小生が審査員としてお手伝いしたのは第4回からで、主婦連会長・中村紀伊氏と共に外部審査員として参加し、後にAD(Advertisementの略)懇談会・野中信一氏が加わりました。回を追うごとに各金庫の意識が高まり、第8回(昭和63年度)以降は、毎年開催となりました。
審査媒体のポスター、カレンダー部門は第1回から継続しています。平成2年までは金融機関の広告に様々な規制がありましたが、平成3年以降、規制が解禁となり、広告の大型化、出稿頻度の集中化が始まり、表現の独自性、サプライズを競うようになり、一時は新聞、雑誌、ラジオ、TV、ディスプレーが審査対象となった時期もありました。
なお関東信用金庫協会では全信懇のコンクールと前後して、毎年PRコンクール行っており、地区内金庫のPRレベルの向上に貢献されています。
日本広告学会会員・クリエイティブディレクター
込山 俊朗
北海道大学文学部卒業、日本デザインセンター、文教大学講師を経て昭和55年「株式会社エスプリ」創設、現在に至る。フランス美術家協会会員
全国信用金庫協会 | 会長 | 御室 健一郎 | 全国信栄懇話会 | 会長 | 澁谷 哲一 | |
信金中央金庫 | 理事長 | 柴田 弘之 | 共栄火災海上保険(株) | 社長 | 助川 龍二 | |
全信協広報委員会 | 委員長 | 川本 恭治 | 富国生命保険(相) | 社長 | 米山 好映 | |
毎日新聞社 記事審査委員会 |
委員 | 位川 一郎 | フコクしんらい生命保険(株) | 社長 | 櫻井 健司 | |
日本広告学会会員 クリエイティブディレクター |
込山 俊朗 |
(※)順不同・敬称略
第40回信用金庫PRコンクールの選考会の模様をスライドショーでお伝えします。「再生する」ボタンを押してください。
全国信用金庫協会
会長 御室 健一郎全国信栄懇話会
会長 澁谷 哲一信金中央金庫
理事長 柴田 弘之共栄火災海上保険(株)
社長 助川 龍二全信協広報委員会
委員長 川本 恭治富国生命保険(相)
社長 米山 好映毎日新聞社 記事審査委員会
委員 位川 一郎フコクしんらい生命保険(株)
社長 櫻井 健司日本広告学会会員
クリエイティブディレクター
(※)順不同・敬称略
第40回信用金庫PRコンクールの選考会の模様をスライドショーでお伝えします。「再生する」ボタンを押してください。