火災保険に関するご質問
評価済保険とはどのようなものですか?
回答
ご契約時に保険の対象の再調達価額を適正に評価し、その評価額を基準としてその範囲内でご契約金額(保険金額)を設定していただき、罹災時には保険の対象の価額を再評価しない保険です。
罹災時に保険の対象の価額を再評価する保険の場合、罹災時の損害額は罹災時の評価額または保険金額のいずれか低い額となり、ご契約期間中の物価の変動等によっては、全損の場合でも保険金額の全額を損害保険金としてお支払いすることができない場合が生じます。
評価済保険では、全損の場合、保険金額を全額、損害保険金としてお支払いすることができます。
- ※保険期間が5年を超える契約の場合、「保険金額調整等に関する追加特約」が自動セットされていますので、保険期間中に建築費または物価が著しく減少したときは、ご契約時に定めた評価額または保険金額の調整につき、当社からお客さまにご連絡します。(2022年10月以降始期契約より、保険期間は5年までとなりました。)
-
(例)
ご契約時の評価額(再調達価額):2,000万円
保険金額:2,000万円
損害額(全損):2,000万円
罹災時の評価額(再調達価額):1,950万円<評価済保険の場合>
損害保険金 :2,000万円
<評価済保険でない場合>
損害保険金 :1,950万円
なお、「安心あっとホーム(個人用火災総合保険)※」では、保険の対象が建物である場合にかぎり評価済保険を導入しています。
- ※2010年1月1日以降保険始期より取扱いを開始しています。