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日本人の平均寿命、男女とも過去最長に〜長寿と男女の寿命差〜


「人生100年時代」という言葉が定着し、自身の人生を100年と捉えて、ライフプランを考える時代が到来しつつあります。また現在のコロナ禍で、生死に関することがより身近で、現実的になっていることも事実でしょう。そうした状況の中でこの度、日本人の平均寿命が公表されました。女性が87.74歳、男性が81.64歳といずれも過去最長となっています。男女を平均すると、日本人の平均寿命は84.69歳です。前年から比べると女性が0.3歳、男性は0.22歳延びています。さらに男女ともに東日本大震災の発生以降、9年連続で延びて過去最長を更新しています。100歳にはまだ届かないものの、「人生100年時代」はそう遠くない未来のようです。

元気なシニア(イラスト)◆日本が世界有数の長寿国である理由について

現在、平均寿命が公表されている国や地域の中で日本は、女性が香港に次いで2位、男性が香港とスイスに次いで3位となりました。こうしたデータからも日本は世界有数の長寿国であることがわかります。日本人の長寿の理由には、「医療レベルが高く、医療体制が整っている」「国民皆保険制度で医療費が比較的安いため、病院にも行きやすい」「健康への意識が高く、検診などの機会が多い」「伝統的でヘルシーな食文化が定着している」などが挙げられます。

医療体制や保険制度については、国や行政との関わりが大きな割合を占めます。しかしながら、健康への意識をより高めることや、食生活の改善などは、ご家庭や個人のレベルでも心掛けひとつできることでしょう。また日本人が長寿であるのは、勤勉で、真面目な国民性やメンタリティーが少なからず影響しているのかもしれません。

◆女性の方が男性よりも寿命が長いのはなぜ?

平均寿命の話題になると、欠かせないのは男女差についてでしょう。前述のように、女性が87.74歳、男性が81.64歳で、その差は6.1歳となります。男性よりも女性の平均寿命が長い理由としては、「ホルモンの働き」「基礎代謝の違い」「健康への関心度」などが挙げられます。まず、女性ホルモンが長寿の要因の一つです。女性ホルモンに含まれるエストロゲンが高血圧を抑制し、コレステロール値を下げる働きをします。女性の心血管疾患が男性に比べて少ないのはこのためです。「基礎代謝の違い」の違いも平均寿命の差に影響を与えています。健康に気を遣うシニア女性(イラスト)女性の方が男性と比べると基礎代謝が低く、男性よりも少ないエネルギーで生きていけるのです。そして、基礎代謝が少ない方が環境の変化に適応しやすく、長寿につながるとも言われています。さらに生活面においては女性の「健康への関心度」の高さが、寿命の長さと関係があるようです。女性の方が男性と比べると食事の栄養バランスを考慮するなど、生活習慣を見直し健康に気をつける傾向があります。また、月経の周期があることで、自身の健康状態を気にする習慣が身についているようです。女性ならではのこうした傾向や習慣が、女性の寿命を延ばしているとも考えられています。

日本人の長寿や平均寿命の男女差には、さまざまな理由があります。その中で、健康への意識や関心度の高さが理由として挙げられているのは共通のことです。コロナ禍の今こそ、ご自身の健康について、改めて見つめ直してみてはいかがでしょうか。


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