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コロナ禍で住まいを見直す時 〜「スマートハウス」について〜


「衣食住」という言葉があるように、日本人にとって“住まい”は必ずしも優先順位が一番のものではなかったかもしれません。着る物や食べる物の方にはこだわりがあるものの、住まいに関してはどうしても二の次になっていた方も多いでしょう。これは諸外国と比べると、日本の狭い住宅環境の影響もあるはずです。ところが、コロナ禍の影響で状況が変わってきました。外出自粛やテレワークによる在宅勤務が増えたことで、住まい空間を見直す機会も増えてきたのです。一日の大半を家で過ごすことがルーティーンになれば、住み心地や住まいの効率性などにも目が向けられることでしょう。昨今では都心の賃貸マンションに住むよりも、郊外で家を建てた方がより良い環境で暮らせると考えて、家づくりを検討する方も増えているようです。そこで、これからの家づくりの指標となる「スマートハウス」についてご紹介します。

太陽光発電でスマートハウス!(イラスト)◆「スマートハウス」とは一体どんなもの?

住宅メーカーの広告や住宅雑誌などでも目にする「スマートハウス」。皆さんも何となく知ってはいるものの、実際はどんなものかよくわからない方も多いことでしょう。

「スマートハウス」とはITを活用してエネルギーを賢く使う家のことです。太陽光発電などでエネルギーをつくる「創エネ」やエネルギーを貯める「蓄エネ」、そしてエネルギー消費を抑える「省エネ」。これらをコントロールし、エネルギーを“見える化”する「HEMS」と呼ばれる管理システムで、住まい空間と家電機器などを連動させ、効率の良い住まい空間が実現できます。

※「HEMS」(ヘムス)は「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略。

HEMSで光熱費の見える化(イラスト)◆光熱費の“見える化”、そして災害時も安心・安全へ

では具体的にどのような暮らしが実現できるのでしょうか。コロナ禍で在宅勤務の割合が増えると、今まで以上に電気代などの光熱費が気になるはずです。そこでスマートハウスの「HEMS」を活用すれば、家庭内で使うエネルギーを数字やグラフにして“見える化”できます。月額や日額の電気料金はもちろん、各部屋・機器ごとの詳細な消費電力がわかるタイプもあるようです。各部屋の消費電力がどれぐらいかを把握できるため、電気の無駄使いを防ぎ、消費電力を見ながらエアコンの強さを調整することも可能になります。また、「スマートハウス」に組み込まれた太陽光発電があれば、太陽光などの自然エネルギーから電気をつくり、電気代が節約できます。さらに余った電気は売電できるのです。

今日ではコロナ禍に加えて気にかかるのが、災害が発生した場合です。「スマートハウス」で住まい空間の効率がアップしても、災害で停電が発生すればあらゆる機能が稼働しなくなる恐れがあります。そのために各住宅メーカーで販売・開発が進められているのが、家庭用蓄電池です。家庭用蓄電池であれば好きな時に電気を使用できます。災害時や緊急時などの万が一の時も家庭用蓄電池があれば、安心・安全が得られるはずです。

コロナ禍により、社会のIT化がより加速していきました。家づくりも今が転換期のはずです。「スマートハウス」は今後、ますます発展を遂げていくことでしょう。


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