お役立ち情報/情報ものしり帖


寅年にちなんで、「虎」にまつわる色々なお話


年が明けて、2022年(令和4年)のスタートです。今年は寅年ですが、年男、年女の方々もいらっしゃることでしょう。十二支の中でも、強くてたくましいイメージの寅(=虎)ですが、ことわざや慣用句、名前の中に使われていることも多々あります。今回は、寅年にちなんで、「虎」にまつわる色々なお話を伝えていきます。

虎の親子(イラスト)◆一度は目にしたことのあることわざや慣用句。実はどんな意味?

虎にまつわることわざの中でも有名なのは、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」でしょう。これは、危険な状況にある、虎の棲む穴に入らなければ虎の子を得ることができないことから、「何事も危険を冒さなければ成功を収めることはできない」ことを意味します。「虎視眈々」ということわざも「虎」ならではの表現です。「虎視」は虎が獲物を狙う鋭い目つき、「耽々」はじっと見下ろす様を表し、「相手にすきがあればつけ入ってやろうとじっと様子を伺い、機会を狙っている」ことのたとえになります。その他にも「虎の子」や「虎の巻」などは、日常でも使われる慣用句でしょう。「虎の子」は、虎が自分の子を特に大事することから、「非常に大切にして手放さない金品や、とっておきのモノのこと」を意味します。また、「虎の巻」は、中国の兵法書『六韜(りくとう)』の『虎韜巻(ことうかん)』という巻名からの由来になります。兵法の秘伝を記した書から転じて、秘事・秘伝の書の意味ですが、最近では教科書の安直な学習書(=あんちょこ)の意味としても使われています。

「虎」が題材となったことわざや慣用句は、この他にもたくさんあります。ぜひ、寅年がスタートした今、ネットで検索したり、辞書などでチェックしてみてはいかがでしょうか。…

様々な「虎」(イラスト)◆球団やバンド、企業名などにも「虎」が広く浸透。

「虎」は、英語では「Tiger(タイガー)」となり、様々な名前に使われています。日本で最も有名なものは、兵庫県西宮市のプロ野球球団「阪神タイガース」でしょう。「タイガース」という名前、実は球団の親会社である阪神電鉄の社員からの公募だったとのこと。この「阪神タイガース」にあやかって名付けられたのが、歌手の沢田研二が在籍したことでも有名なバンド「ザ・タイガース」。グループサウンズブームで一世を風靡したこのバンドは、京都で活動していたアマチュア時代は「ファニーズ」という名前でした。しかし、プロデビューに際して、「阪神タイガース」と同じ関西で活動していたこと、わかりやすくインパクトがあることから「ザ・タイガース」と命名されたようです。

「タイガー魔法瓶株式会社」は、ステンレスボトルや魔法瓶、炊飯器等の調理電気製品の製造販売で広く知られています。こちらは社名に「タイガー」が使われています。創業者の父親が寅年だったことや、虎が強い動物というイメージから、壊れにくい製品を表すことから用いられたようです。この会社のロゴには、親しみやすく、可愛らしい虎が描かれています。また、アジア圏で古くから広く使用されている万能薬「タイガーバーム」には、パッケージに強そうな「虎」の姿が描かれています。この薬の発明者の息子の名前に「虎」の文字が入っていたことから、「タイガーバーム」という名前が付けられたようです。

日本で本物の「虎」は、動物園やサファリパークでしか見る機会がありません。しかし、活字やデザインなどを通して様々なシーンで発見できるはずです。今年は、例年よりも少し「虎」の存在を意識して過ごしてみてはいかがでしょうか。


共栄火災海上保険株式会社

Copyright© 2003 - 2022 Kyoei Fire&Marine Insurance Co.,Ltd. All rights reserved
※掲載されている情報は2022年1月時点での情報であり、最新の情報と異なる場合があります。