情報ものしり帖

熱中症対策にも有効!
エアコンのお手入れを忘れずに

7月になり、暑さもますます厳しくなってきました。職場やご家庭でも、エアコンを上手に活用することで暑さを和らげたいものです。真夏のこの時期にエアコンは必需品ですが、ご自宅のエアコンのお手入れは万全でしょうか?今回は、エアコンのお手入れ方法についてご紹介します。

フィルターにホコリや汚れが詰まっていると、さまざまなトラブルの原因に!

エアコンのフィルターは定期的に掃除する必要があります。フィルターにホコリや汚れが詰まっていると、風の通りが悪くなり電気代が余計にかかるうえ、身体にも悪い影響を及ぼします。これらをなるべく未然に防ぐため、掃除機と水洗いでエアコンのフィルターを掃除する方法をお伝えします。

まずエアコンからフィルターを取り外し、掃除機のノズル部分を使って、ホコリを吸い取っていきます。ホコリはフィルターの表側に付着しているため、表側から吸い取るのがよいでしょう。そしてフィルターの裏側からシャワーを当てながら水洗いします。表側から当てるとフィルターにホコリを押し込んでしまう恐れがあるので十分に注意しましょう。水洗いが済んだら、しっかりと乾燥させてください。濡れているとカビが発生する原因となります。水分がなくしっかり乾いていることを確かめてから、エアコンに取り付けてください。また、水洗いで落としきれなかった汚れには、中性洗剤をかけて放置してから洗い流すのがよいでしょう。

自分で掃除するには手間や時間がかかるため、煩わしいと考えるならば…

フィルターの掃除の他にも、エアコンの吹き出し口とルーバー(エアコンの吹き出し口についている板)の掃除やエアコンのフィンと送風ファンも掃除することをオススメします。

フィルターほどではないものの、これらも定期的な掃除が必要ですが、手間や時間がかかり煩わしいとお考えならば、エアコン清掃の専門業者さんに頼んでみるとよいでしょう。ネットなどに料金表も掲載されており、専門業者さんに頼んだことがあるかを友人や知り合いに確認してみれば、値段の相場や清掃後の使用状況がわかるはずです。専門業者の方であれば、エアコンに関する知識も豊富なため、エアコンの日頃の使い方についても的確なアドバイスをしてくれる場合もあります。

酷暑が続く中でエアコンの調子が悪くなると、身体にも負担がかかり熱中症になってしまう恐れもあるでしょう。風の通りが良くなれば熱中症対策としても一段と有効となります。今からでも遅くはありません!これからますます続く酷暑に向けて、ぜひエアコンのお手入れを心掛けてみてください。